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BBS(クラシック音楽専用)


バッハを中心とするクラシック音楽についてどんどん書き込んでください。
お待ちしています。

目次
過去記事 <<(全1000件)>>

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 12/30 23:27 編集 返信

ミュラー・ブリュールのカンタータは・・・

・・・どうでしょうね?

ロ短調ミサで聴く限りでは、かなり聴かせる内容ながら、「もうひとつ」という印象もありました。
アルトのMarianne Beate Kiellandもその時に歌っていましたが・・・良くも悪しくも「若い」、
というのが私の感想です。

しかし、その後さらに研鑽を積んでいればまた別で、期待はできると思います。
誰か買ってください。

・・・そしてレビューをお願いします(^^;)

From 葛の葉 To juncoop5@goo at 2005 12/30 21:23 編集 返信

お楽しみはまだまだ

ミューラー=ブリュールのカンタータが、やっと日本でも発売になりましたね。
全部で3枚もあるので、結構注目です。

From juncoop To at 2005 12/30 18:07 編集 返信

カンタータ・ファンの皆様にお楽しみが!

皆さん、年末はいかがお過ごしですか? 寒いよねーー!

バッハ・カンタータ・ファンの方には、ちょっとした新譜が出ますね・・。

HMVの新譜速報!

アーティスト: バッハ
タイトル: Cantata.53 54 169 170 Etc: Muller-bruhl / Colog...
カタログ No: 8557621/4945604576215
フォーマット: CD Import
発売日: 01/31
税込価格: ¥1101


ミュラー=ブリュールによるカンタータのCD、しかも安い!

これはカンタータの収録作品からして、買いでしょ!

8.557621 BACH J.S.: Alto Cantatas Vol. 1



JOHANN SEBASTIAN BACH
Vergnugte Ruh beliebt Seelenlust BWV 170
01. Aria: Vergnugte Ruh beliebte Seelenlust (Alto) 06:16
02. Recitativo: Die Welt das Sundenhaus (Alto) 01:13
03. Aria: Wie jammern mich doch die verkehrten Herzen (Alto) 06:20
04. Recitativo: Wer sollte sich demnach wohl hier (Alto) 01:00
05. Aria: Mir ekelt mehr zu leben (Alto) 05:33

Widerstehe doch der Sunde BWV 54
06. Aria: Widerstehe doch der Sunde (Alto) 07:05
07. Recitativo: Die Art verruchter Sunden (Alto) 01:14
08. Aria: Wer Sunde tut der ist vom Teufel (Alto) 02:54

Gott soll allein mein Herze haben BWV 169
09. Sinfonia 07:51
10. Arioso: Gott soll allein mein Herze haben (Alto) 02:08
11. Aria: Gott soll allein mein Herze haben (Alto) 05:26
12. Recitativo: Was ist die Liebe Gottes (Alto) 00:45
13. Aria: Stirb in mir Welt (Alto) 04:45
14. Recitativo: Doch meint es auch dabei (Alto) 00:23
15. Chorale: Du susse Liebe 01:05

Bekennen will ich seinen Namen BWV 200
16. Aria: Bekennen will ich seinen Namen (Alto) 02:33

Schlage doch gewunschte Stunde BWV 53
17. Schlage doch gewunschte Stunde (Alto) 05:49

Marianne Beate Kielland mezzo-soprano
Koln Bach Vocal Ensemble
Cologne Chamber Orchestra
Helmut Muller-Bruhl conductor


From h_ueda_2182 To juncoop5@goo at 2005 12/28 23:43 編集 返信

re:カンタータ57番とマニフィカト

どうも、Skunjpさん、こんばんわ。久し振りです。

マニフィカトですが、私の所有CDはBWV243がリリング盤とヘレヴェッヘ盤、
243aがヘレヴェッヘ盤(SACDハイブリッド版)でして、これまでずっと
ヘレヴェッヘの243aばかり聴いていました。
何故かって?
それは、あのキャロリン・サンプソンとインゲボルグ・ダンツの歌唱力に尽きます。
先日のコンサート以来、マニフィカトを聴く回数が増えましたが、益々この曲の
魅力とバッハの魅力について虜になっている今日この頃です。


最近、CDは買っていませんでしたが、一昨日、久し振りに一枚買いました。
BCJのカンタータVol.28です。
実はこれまであまりBCJは好みではなかったのですが、他に特に買いたいものもなく、
値段も手頃(BCJにしては)だったし、ハイブリッド盤(SACD-MultiSACD-2CHCD)
だったので買ってみました。
聴いてみた感想ですが、
テンポに厳格という噂どおり、テンポははっきりしているが一本調子というか・・・
強弱のない何か機械的な印象を受けたのと、少しアップテンポの感じがしました。
いや、それぞれの器楽演奏や歌唱は何も文句はないのですが・・・。

1枚しか聴かずに評価をしてしまってはBCJやそのファンの方に怒られそうなので
これを機に少しずつ聴き込んでみたいと思います。

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 12/27 22:59 編集 返信

カンタータ57番とマニフィカト

uedaさん、お久しぶりです。

良いコンサートを聴かれましたね。CDでは絶対に味わえない感動が実演にはありますし・・・
カンタータ57番のような地味な曲をやる団体もなかなか貴重ですね。
僕もあのソプラノアリアが大好きです。実演で聴きたいです。


葛の葉さん、こんばんは。

葛の葉さんの掲示板は最近とみに高尚で、なかなか書き込む勇気が出ません。(^^;)
でも、とても参考になって面白いですよ。

それから57番は以前いただいた演奏(リステンパルト)が好きでときどき聴いています。
あのじっくりと遅いテンポが絶妙です。
明日の朝いちで聴こうかな・・・(^o^)



さて、先日マニフィカトの聞きくらべをしました。
結果は、ヘレヴェッヘ(91年盤)がトップでした。

・・・いつかまた機会があれば詳しく書きましょう。

From 葛の葉 To juncoop5@goo at 2005 12/27 11:52 編集 返信

行ってきましたよ

カンタータ57番、最初のソプラノアリアが始まったときは、
「だいじょうぶ?」という気がしていたのですが、
間もなく「神が下りて」来ました。
今まで何度聴いたか分からないアリアですが、
今回ほど心底感動したことはないかも知れません。

後の方のソプラノアリアでは、uedaさんのおっしゃるとおり、
ヴァイオリンがことのほかすばらしく、
最後のコラールは、(小さな声で)一緒に歌ってしまいました。

From h_ueda_2182 To juncoop5@goo at 2005 12/25 11:20 編集 返信

クリスマス・コンサート

お久し振りです。
昨日は京都へBACHのクリスマス・カンタータを聴きにいきました。

場所:京都府民ホール・アルティ
演奏:バッハアカデミー関西
    京都バッハ合唱団
    大阪チェンバーオーケストラ
指揮:本山秀毅
曲目:BWV232  グローリア ニ長調(ロ短調ミサより)
   BWV57   カンタータ第57番(試練に耐え得る人はさいわいなり)
   BWV243a マニフィカート変ホ長調

いやー、良かった。
これまでの演奏のうちでも最高の部類に入る名演でした。
グローリアでホルンを演奏していたのはうら若い女の子でしたが、音程、音量とも申し分なし。
カンタータ第57番でのバイオリンオブリガートは大阪チェンバーオーケストラのメンバーが
演奏しましたが鳥肌が立つ程、ソプラノアリアとマッチし、感動しました。
例によって指揮者の本山秀毅氏による軽妙な解説も面白かった。
今回は選曲といい、演奏といい、とても満足でした。

葛の葉さんも行くという事でしたが、どうだったでしょうか。

From Skunjp To at 2005 12/25 00:47 編集 返信

夫婦げんかにトゥルトゥリエ

junさん、皆さん、メリークリスマスです。

>些細なことが原因で、すぐに謝りましたものの

大変でしたねー。でも夫婦げんかは負けるが勝ち、みたいなところがありますね。すぐにあやまって
しまうjunさんはエライ。(^-^)

最近は僕ら夫婦はあまりケンカをしなくなりました。雲行きが怪しくなると障らぬ神で遠ざかっています。

女性はすぐ感情的になって男を巻き込もうとしますから(アダムに木の実を食わせたエバのように)、相手に
せずに冷静に上から見るという手もあります。
ただ、これは高等テクニックで、うまくいかないときもあります。

そのときは一人静かにバッハを聴いて頭を冷やす、と・・・(^^;)

バッハは夫婦げんかしたんでしょうかねー?
まあ、偉大すぎて相手にならなかったでしょうが。
それに二人の奥さんはとてもできた人みたいで、何よりも夫を立てたでしょうから。
ウラヤマシー。

あ、今日は何を書いてんだろ・・・(^^;)


・・・最近、トゥルトゥリエの無伴奏チェロ組曲にはまってます。

一見ストイックなようで、その実、激情をうちに秘めたような、渋い男の色気を感じます。

From juncoop To at 2005 12/24 23:45 編集 返信

クリスマスイヴ

皆さん、メリークリスマス!

夫婦二人で、クリスマスイヴを過ごすのですが、いざケーキを食べるときに大喧嘩!
些細なことが原因で、すぐに謝りましたものの、最近私も怒りっぽくなっていて、弱ります。

おかげで、二人は別々の部屋でケーキとコーヒーを飲むはめになったのは言うまでもない・・。 大人げないです・・・ワテ。

まあ、最近は二人とも働きに出ていますので、苛ついていることは確かです。お互いに反省したクリスマスイヴでした。

そのあと、私は深夜1時45分から明石家サンタをTVで見て大笑いするつもりですわ・・・。

という訳で、今は1人でひっそりとバッハを聞いて書き込みしてます。



From Skunjp To at 2005 12/24 00:50 編集 返信

レコ芸アカデミー大賞

先日、僕が激賞したクレーメルの無伴奏がレコ芸アカデミー大賞を受賞!

あまり当たらないレコ芸ですが、この選択はグッドでしょう。

さて、僕が仲間と作っているメルマガがメルマガ大賞2005【語学部門】第二位を受賞!
http://www.mag2.com/events/mag2year/2005/#gogaku
名前は、「TOEICリスニング・リーディング特効薬」と言います。
お見知りおきを・・・(^^;)


>最愛のイエスよ、われらここに集いてBWV731の旋律は、とても救われます。

よろしゅおますなー。(^o^)

オルゲルビュッヒラインといえば最近ハーフォードの演奏で良く聴きます。
コラール合唱がはさまっていて雰囲気最高。
オルガンも良く「語る」演奏で引き込まれます。

From juncoop To at 2005 12/23 22:54 編集 返信

クリスマスに聴くバッハ

毎年、クリスマスにはバッハのクリスマスオラトオとか、マニフィカトとか結構、派手な音楽を聴きがちだったのですが、今年は、オルガン・コラールでも聞いて、厳かな雰囲気の中で、祈りを込めて聞き込みましょうかね・・・。

おお罪なき神の小羊BWV618は 聞いていてジーンと来ます。

最愛のイエスよ、われらここに集いてBWV731の旋律は、とても救われます。



From juncoop To at 2005 12/23 22:42 編集 返信

リリングのオルガン・コラール集

skunjpさん、リリングのオルガンで「教会暦によるオルガン・コラール集」気に入っていただいて良かったです。

このCDは、いろいろなコラール集から名曲を集めたアルバムとも言えるのですが、特にオルゲルビュヒラインの受難のコラールである、「おお人よ、お前の罪に涙せよ」BWV622なんて特によろしいですし、コラール「聖なるキリストは蘇りたまえり(Erstanden ist der heil'ge Christ)」BWV.628 、コラール「栄光の日は現われぬ(Erschienen ist der herrliche Tag)」BWV.629 、コラール「今日、神の子は勝利をおさめ(Heut' triumphieret Gottes Sohn)」BWV.630 、コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ(Nun komm' der Heiden Heiland)」BWV.661の4曲の素晴しさは、なかなか他の演奏では聴けないものがありますね。いい作品ばかりを集めたアルバムといえましょう。


●J.S.バッハ:教会暦によるオルガン・コラール集
来れ、異教徒の救い主よ BWV 661/来れ、異教徒の救い主よ BWV 659/私の魂は主をあがめ BWV 648/甘き喜びのうちで BWV 729/高き空より我は来たれり BWV 701/この日かくも喜びに満てり BWV 605/われらの救い主イエス・キリスト BWV 688/おお、人よ、汝の重き罪に涙せよ BWV 622/この日、神の子勝ちて帰りぬ BWV 630/栄光の日は訪れたり BWV 629/聖なるイエス・キリストは甦えり給う BWV 628/来れ、神、創造主、聖霊よ BWV 667/主イエス・キリストわれらを見護り給えり BWV 655/深き苦しみの淵より、われ汝を呼ぶ BWV 686/目覚めよと呼ぶ声す BWV 645

ヘルムート・リリング(オルガン、ヴァルカー1957年建造)

録音:1974年12月12〜19日 シュトゥットガルト福音派記念教会




●私のお勧めのオルガン・コラール

シューブラーとかドイツオルガンミサ、18のコラールは、傑作ではありますが、私が特にお勧めしたいのが若きヴァイマル時代のオルゲルビュヒライン46曲のコラール編曲ですよね・・。

他にコラールで名曲と言えば、juncoop推薦としては、以下の作品です。


コラール「おお罪なき神の小羊よ(O Lamm Gottes unschuldig)」BWV.618

コラール「われを憐れみたまえ、おお主なる神よ(Erbarm dich mein o Herre Gott)」BWV.721

コラール「最愛のイエスよ、われらここに集いて(Liebster Jesu wir sind hier)」BWV.731

他にも沢山の名曲があるのですが、この上記3曲は、お気に入りですね。旋律が素晴しい!



From skunjp To juncoop5@goo at 2005 12/23 14:12 編集 返信

クリスマスプレゼント

>「リサとガスパール」をヨメのためにクリスマスプレゼントを買いました。ヨメの部屋にこっそり置い
 ておきまして、発見して喜ぶ姿が目に浮かぶようです。

リサとガスパール見ました。可愛いですね。(^^;)

女性はいくつになっても可愛いモノが好きなんでしょうね。

しかしクリスマスプレゼントをお部屋にこっそり置いておくなんて!いや〜、負けます。
勉強になります。

・・・というわけで、先日ディスク湯に音に行った際、自分のばかり買わないで、家内に
以前から頼まれていたCDを買いました。(プレゼントに中古?(^^;)ゞ

モノは何かと言いますと・・・ フォースター歌曲集です。

わたしにゃ全然理解できない世界ですが・・・ハハハ。

さて、今朝はゆっくりカンータとオルガンを聴きました。

毎朝、カンタータ一曲と、オルガン曲を聴くのが日課になっています。

今聴いているのは、カンタータ大178番「主なる神われらの側にいまさずして」です。
(リリング)

その後で、リリングの「教会歴によるコラール集」をスコア片手に聴きました。

実によい演奏です。華美なところはなく、堅実で誠実。キチンと弾いているだけで、
音楽の味わいが深いところからにじみ出てきます。
良いCDを紹介していただきました。m(_ _)m


From juncoop To at 2005 12/21 22:14 編集 返信

寒い日は続くが、優しい時間を過ごす

皆さん、こんばんわ・・寒いですね。お風邪を召されませんように。今日は阪急百貨店で、ぬいぐるみの「リサとガスパール」をヨメのためにクリスマスプレゼントを買いました。ヨメの部屋にこっそり置いておきまして、発見して喜ぶ姿が目に浮かぶようです。ちなみにリサとガスパールのぬいぐるみの対象年齢は3歳だそうです・・汗。 ええ年してこんなものが好きとは・・・。

★skunjpさん、こんばんは・・。
「junさんは、やさしい方なので」

もったいないお言葉・・・私が思うに実はskunjpさんこそ本当に優しい方と感じております。

私の場合、オルガン作品で好きなのは、リヒターが弾いた
バッハ/コラールパルティータ「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ(Sei gegrusser Jesu gutig*)」BWV.768(1700〜17頃)ですね。

この作品もかなり深い慈愛の溢れる作品ではないかと、思って聴いてます。

やはりノスマイスター・コラールは駄作でしたか・・・。やっぱり。本音を言うと、聴くとアクビばかりします。

それでは皆さん、良いクリスマスをお迎えくださいまし、はい。



From skunjp To juncoop5@goo at 2005 12/20 20:48 編集 返信

「高きみ空よりわれは来たれり」によるカノンの変奏BWV769

>ところで今でも難解なコラール集が、のちに発見されたリンク・コラールとかノイマイスター・コラール集
 です。あの曲集は今でも理解に苦しみ、聴いてるといつも知らぬ間に寝ています・・・。

junさんは、やさしい方なので「難解」という言葉をつかっていらっしゃいますが、僕が思うに、要するに
駄作ではないでしょうか。ノイマイスターコラール、キルンベルガーコラールはバッハの最初期の作品
であり、強引な展開、冗長でくどい、平凡といった曲が多いです。

まあ、若きバッハですので仕方ないと言いますか、あの大バッハでも駄作があると思うとどこかホッと
しますです。(でも良い作品も中にはあります)

若きバッハと言えども、カンタータは素晴らしいんですがねー。(^^;)

コラールで最高傑作の一つはやはり「高きみ空よりわれは来たれり」によるカノンの変奏BWV769で
ありましょう。スコアを見ながら聴いていますと、神技とも思えるカノン技法の冴えに、「ありえねー」
とつぶやいてしまいます!


>でも逆に、機能和声の完璧ともいえる処方術で、バッハを超える人はいません。

そうですね。同感ですmontさん。
それから真に驚愕すべきことは、和声法と対位法の奇跡的な両立でしょう。


めぐこの件、解説ありがとうございました。

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 12/20 20:21 編集 返信

年末なので、緊張感も・・

おひさしぶりです・・。年末なので、仕事もほどほどにして、のんびりやってます。

それにしてもあまりにも寒いので、外を歩いていると、頭がクラクラとし だるくなりますね・・。ここで風邪はひけない。

一方音楽なのですが、ちょっと休みまして、あまり聴いてませんね。皆さんも師走なのでお忙しいことかと存知あげます。


From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 12/17 14:00 編集 返信

和声の緊張と弛緩

Skunjpさん、
ジャン・ワンの素晴らしさについて、独自の解説を加えて下さって
ありがとうございます。

ワンの場合、和声の緊張・弛緩の単位などでは、フレーズごとに
完結感をもたせない。(一弓掻きのよう?)
う〜ん、そうでしたか〜、確かに!それでフレーズのつながりが
「異様なほど滑らか」に感じたのですかね〜?
完結(解決)させない。これが和音の話(用法)だったらさしずめ
ヴァグナーのトリスタン和音みたい、という事になるんですかね?

でも逆に、
機能和声の完璧ともいえる処方術で、バッハを超える人はいません。

ひとたび奏者に人を得ると、無限の彼方までも音宇宙が拡がっていく。
バッハって、そんな音楽ではないでしょうか?

ps.
「めぐこ」というのは一昔前「恵まれない子供に愛の手を」という
ボランティア団体(多分ごぞんじ)が、その後「恵まれない子〜」
という表現に問題があるとの事で、今では「アジアの子供の自立を
支援する会」と改称したのですが、チャリティ・コンサートには
「めぐこ」というペットネームを残して冠にしている。
そんな事情(経緯)であります。(カトリック系のボランティア)

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 12/16 20:49 編集 返信

ウニもいいけど、大トロもですぜ・・旦那

skunjpさん、ウニやイクラも旨いのですが、やはり大トロですね。寿司はやはり・・。

このドイツ・オルガン・ミサをですね・・。冒頭キリエをまず聞いて思うのはなんと言ってもあの荘厳な重々しさは威厳がありますね。クラヴィーア練習曲集第3巻冒頭の前奏曲BWV552はあまりにも陽気で明るい曲なので、このドイツオルガンミサの冒頭を飾るにはあまりにも不釣合いな気がしてなりませんでした。ところがこの21曲のコラール編曲はとても素晴らしい曲集。冒頭キリエの荘厳で威厳に満ちた響きは、トリルが印象的で渋いですよね・・。ところどころに渋い楽曲が存在してますが、深き苦しみの淵をはじめコラールとしては堂々たる音楽があります。他の沢山のコラール集に比べて技巧的でもありますし、旋律の素晴らしさが光るコラール集と思いました。オルゲルビュヒラインの46曲も若きバッハが作曲した素晴らしい曲集であるのは間違いありません。特に「おお人よ汝の罪に涙せよ」をはじめとする受難のコラールの優しさと深みに満ちた表現は、このドイツオルガンミサに匹敵しますね・・・。ところで今でも難解なコラール集が、のちに発見されたリンク・コラールとかノイマイスター・コラール集です。あの曲集は今でも理解に苦しみ、聴いてるといつも知らぬ間に寝ています・・・。

寿司でいうウニがオルガンミサなら、オルゲルビュヒラインは、味わうと深い大トロという感じですかね?
ノイマイスターやリンクは、私が嫌いなハマチやサバという感じかもしれぬ・・。


From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 12/16 07:25 編集 返信

早熟

・・・しかし、そんなに若い頃からオルガンミサを理解できたjunさんは、
相当の早熟ではないですか。

寿司屋で、たまごやきを押しのけて、ウニやいくらをほうばる子供のような
もんですなー。

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 12/15 23:17 編集 返信

ウニ度の高いオルガンミサ

junさん、こんばんは。

今朝もまた、中毒のように聞き惚れてしまったドイツオルガンミサです。

さて僕にとって、最も「ウニ度」の高いドイツオルガンミサの中の楽曲は、コラール「天にいますわれらの父よ」
BWV 682です。

極めて半音階的なペダルの上に流れる、どこか不思議な旋律は何度聞いても飽きないです。
特に、両手が掛け合いながらロンバルディアリズム(逆付点音符)で上昇していくあたりの不思議さは、脳が
うれしい悲鳴をあげます。

それからもちろん、junさんのお好きな「深き苦しみの淵より我汝を呼ばわる、主よ」BWV686にも圧倒され
ます。・・・天の大伽藍という感じで「ウニ度」最高です。

そしてまた「ウニ度」が非常に高いのが4つのデュエット!ピアノで演奏されるのもそれなりの魅力があります
が、やっぱり真打ちはオルガンですな。ハハハ・・・


From juncoop To juncoop5@goo at 2005 12/14 20:00 編集 返信

ドイツ・オルガン・ミサ

いやあ・・確かにskunjpさんの言う通りですね・・。とても奥深い作品です。しかし、私の場合、今から25年以上前にこの作品を聴いたのですが、つまり10代の頃なんですが、若輩者の私が聴いたとき、とても衝撃的でした。その頃の私は、ロ短調ミサやマタイ、ヨハネなどの声楽作品は全く理解できませんでした。しかしその頃聞いていたのがフーガの技法と音楽の捧げ物でして、これがまた難解な謎の作品だったのにも関わらず、とても好きになりました。このドイツオルガンミサは、18のコラールとかオルゲルビュヒラインなどという生易しいものではなく、教理問答コラールとも言われ、キリスト教徒でない私には難解そのものでした。しかし音楽としてはとても素晴らしいものを感じ、それ以来ファンであります。
こんな私はやはり変わり者なんですかね?

フォーーーーーーーー!

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 12/14 17:03 編集 返信

オルガンミサは「ウニ」…!

例によって毎朝オルガンミサを聴いていますが、これは本当に名曲ですね。

いや、単なる名曲と言うより、フーガの技法に匹敵する奥の深さと、ミサ曲ロ短調
に匹敵する巨大かつ多彩な音楽です。

最初に続く数曲のキリエだけでも圧倒されてしまいます。

非常に抽象的でありながら、なお個性的で一癖もふた癖もある主題。そしてその
完璧な展開…

これはかなり通の音楽と言うか、たとえば「ウニ」のようにある年齢に達しないと
理解できない味わいであろうかと存じます。

つまり、あの癖っぽい味がクセになるというか… (^_^;)

特にコープマンの演奏は、目の前に青空が開け、そこに巨大な大伽藍がそびえ立つ
ような感じです。

…見直したぞトンちゃん!

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 12/11 20:50 編集 返信

ジャン・ワン、じっくり聴きましたわん。

>特に4番のクーラントで見せたリズム感の天才的なこと!
 3連音符へ移行する際のなめらかで清々しい感性には脱帽。

今朝、ジャン・ワンの無伴奏No4を聴きました。

やっぱり非常に素晴らしく、かつユニークな演奏だと思いました。

どこがユニークかというと、フレーズが長いんです。
普通、和声の緊張・弛緩の単位でフレーズごとに完結し、それがつながっていくものですが、
ワンの場合は、完結しないんです。

フレーズは常に全体の中で意味づけられるので、音楽は緊張を持って次へ次へと続いて行く。
それがずっと続いて、フレーズは非常に大きな、ほとんど一楽章全部にわたって拡大される。

これをたとえて言えば、流麗な「名人の書」ですね。
筆の運びが一筆書きとは言わないまでも、最初の文字から最後の文字まで一貫した流れが
あり、緊張が途切れないんです。

montさんのおっしゃったリズム感の良さも、全体の中で厳しく操作されている。

そして極めつけはサラバンドです。
息の長いフレーズが延々と続き、それはついに最後まで終わらないんです。

これはダンスというより「舞い」ですね。
中国の老人がゆっくりと大きな動作で、緊張感を持って舞う、そう、「太極拳」のような感じと
言えましょう。


>我が家の年末恒例となった「めぐこ」のチャリ・コン
 
はて、この辺は全く知らない領域であります。

「めぐこ」とはなんでっしゃろ?

From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 12/10 23:38 編集 返信

再びのジャン・ワン評

特に4番のクーラントで見せたリズム感の天才的なこと!
3連音符へ移行する際のなめらかで清々しい感性には脱帽。

>ヨーヨーマとも違う

まさしくおっしゃるとおりです。
マは色彩感が濃厚で、ともするとしゃべり過ぎの感が・・・

ところでマといえば、バレンボイムとオケを立上げましたね。


さて今日は家族3人で上智大に行ってきました。
我が家の年末恒例となった「めぐこ」のチャリ・コン

桑山哲也のボタン・アコーディオン(ベルギー式配列とか)
今回はシャンソン風の味わいをたっぷり堪能できました。

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 12/10 22:36 編集 返信

皆さん、こんばんは!

●リリングの「教会歴によるコラール集」ですが不思議なもんで、あの後、Discユニオンに行くと
中古であったんです。ラッキー!400円でgetしました。
ついでに、ガーディナーの106番、198番もget、300円なり。

リリングは良いですねー。キッチリとしたインテンポが清々しく、しかもほのぼのとした味がある。
例の、オルガンミサの曲(深き淵より〜)も実に堂々とした演奏です。曲の良さが引き立ちます。
(コープマンも良いですよー)

ガーディナーも買い戻しですが、昔には気づかなかった良さが沢山あり、特に106番は透明感と
推進力に満ちた名演だと思います。

●montさん、ジャン・ワンの無伴奏チェロ組曲は持ってます。
独特の流れの良さを感じる演奏です。やっぱりアジア人の解釈といいますか、欧米人とはかなり
違う雰囲気を感じます。かといって、ヨーヨーマとも違う。・・・墨絵のような世界と言いましょうか。
この人は、5年ほど前、デュメイ、ピリスとやったブラームスのピアノトリオが出て、それが素晴ら
しく、注目しておりました。実演を聴きたいですね。

●junさん、リヒターのクリオラ、良いですね。最初のティンパニ、そしてトランペットの喨々とした
はちきれんばかりの音色!独唱も特にヴンダーリッヒが瑞々しい名唱で聴かせます。リヒター
の過渡期の演奏と言われているようで、確かにこれ以後、リヒターはロマンティック路線に傾いて
行きます。

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 12/10 21:13 編集 返信

リヒターのクリスマスオラトリオ


皆さん、こんばんは。もうすぐクリスマスなので、リヒターのクリスマスオラトリオを聴いてます。リヒターのバッハは、来年早々、マタイ、ヨハネ、ブランデンブルク、ロ短調ミサ曲などのDVD化がされて嬉しいですよね・・・。クリスマスオラトリオはフレーミヒやミュンヒンガーをよく聴いていたのですが、リヒターのクリスマスオラトリオもなかなか素晴らしい出来なので、何度聴いても感動します。あの活気のあるテンポや緊張感、リヒターならではの魅力ですね。たとえばヨッフムの指揮したクリスマスオラトリオはとても温かい雰囲気なのですが、リヒターとなると全く別の曲のように生き生きとした演奏だからやめられません・・。水を得た魚のような生気のある演奏とでもいいましょうか・・。第2部はただ感動するばかり・・・。


From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 12/09 22:54 編集 返信

ところで皆さん・・・・

先週のBS2見ました?ジャン・ワンの無伴奏チェロ

全曲あっという間の2時間余りでした。凄すぎ
間違いなく彼は天才です!(いつもの断言調・・・笑)

どれくらい天才的かというと、グールド級に天才。
と、グル・オタの僕が言えば分かっていただけますか?

From juncoop To at 2005 12/09 21:44 編集 返信

キターーー! ドイツ・オルガン・ミサ

皆さん、こんばんは・・。

skunjpさん、montさんお久です。

クラヴィーア練習曲集第3巻 21曲のコラール編曲 通称 ドイツ・オルガン・ミサについては、まだまだ納得出来る演奏はないのですが、例えば25年前、志村拓生のオルガンによるこの曲集をはじめて聴いたとき・・衝撃を受けた! こんなに厳しいオルガン曲集があるとは・・・!

全曲としてヴァルヒャとかアランとか聞きましたが、まだまだ納得出来ません。というのもこの曲集は重厚でゆっくりとした演奏がこの曲にはぴったり来るし、オルガンの音色も強烈で鋭い響きが望ましいと思うからです。

しかしアランもヴァルヒャもどちらかというと、早めのテンポでサラッと弾き、重厚さとか厳しさに欠けるからでした。

ところが全曲ではないが、理想的な名演があります。それは、「深き苦しみの淵より我汝を呼ばわる、主よ(大)」BWV686という曲です。この曲は、冒頭のキリエと共に、この21曲の中で最も優れた傑作と思います。苦しみの淵から叫ぶという表現をこれほど見事に表現した音楽はないからだ!

このコラールを重厚にゆっくりと表現した名演が、リリングによるデンオン盤である。このCDはリリングによる「教会暦によるオルガン・コラール集」というアルバムに収められているが、同曲の演奏で最も素晴らしい出来ではないかと思います。

ぜひリリングのオルガンを聞かれることをお勧めします。


From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 12/08 17:58 編集 返信

オルガンミサ

junさん、皆さんお元気ですか?

最近僕は、オルガンミサを毎朝聴いています。

演奏はコープマン(テルデック)。

非常に良い演奏ですね。

いやされると同時に清められる感覚?

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 12/07 23:00 編集 返信

そしてグールドも指揮者を目指す

>ついでに・・・批評にかかる前に亡くなったグールド
 てーのもありますが(^^;

montさん、グールドが指揮で成功したら、もっと長生きしていたかも
しれませんね。

指揮というのはコミュニケーションの芸術。
指揮者グールドは暗い穴蔵から脱して、人間とのつながりに目覚め
より健康的になったかもしれない。

しかしそれで長生きができたとしても、よい演奏ができたかどうかは
また別の話・・・

さて、私は最近やっと、クレーメルの再録、無伴奏ヴァイオリンソナタ
とパルティータを聴きました。

結論から言いましょう。・・・人類は最高のシャコンヌを手にしたのです。

ウルトラCの連続のような技巧の冴え、完璧にハモってうなりをあげる
重音、松ヤニ飛び散るかのごときデタッシュ、一転して精霊が跳びは
ねるような弓の飛ばし、そして秋の月を見るような繊細なピアノ。

それらは極限まで知的であるとともに、自由な感覚の遊びにもなって
いるという恐るべき境地に達しています。

しかも旧録音のようなヴィルトゥオーゾの圧迫感は、古楽奏法の大胆な
換骨奪胎によって軽みに変えられているので、いくら聴いても疲れま
せん。

いや疲れないと言えば嘘になる。1曲聴けば心地よい疲労とともに、
知情意まんべんなく満たされるような感じがします。